三浦祥太 | セールスエグゼクティブ
楽天にて楽天ペイ事業本部、Pace Enterprise Japanにてビジネス デベロップメント マネージャーを経た後、2023年5月にSmartpayにジョイン。
シンガポール発のBNPL企業を経験。転職の決め手は日本本社であること
——Smartpayに入社されるまでのキャリアについて教えてください。
三浦祥太(以降三浦) Smartpayへの入社時期は2023年5月で、入社2カ月です(取材は2023年7月)。楽天ペイでモバイル決済の営業を担った後、シンガポールに本社があるBNPL(Buy Now Pay Later)の企業で経験を積み、その企業が日本を撤退するタイミングでSmartpayにセールスエグゼクティブとしてジョインしました。
——Smartpayに入社しようと思われたのはなぜですか。
三浦 これまで経験を積んできた仕事と内容が近く、キャッチアップしやすいというのがまず1つだったのですが、 日本に本社を置いているところも大きな決め手になりました。本社がどこかということは、ユーザー様を獲得する上で重要だと感じていたからです。前職はシンガポール発のサービスでしたので、なかなか苦戦しました。日本の金融の常識を変えていくには、日本に本社がある会社で働きたいと考えました。
お客様の課題に応じたBNPLによる価値づくりを丁寧に提案
——セールスエグゼクティブという職務内容について教えてください。
三浦 加盟店様にSmartpayの価値をお伝えして、採用いただくのが私の役割です。他チームがアポイントを設定してくれた後、基本的には、ウェブでプレゼンテーションを行っています。一度、商談をしたお客様に対しては、引き続き、ご採用いただけるか、何が課題かということをお聞きしながら、フォローワークを進めています。
——お客様との話がメインなのですね。日々の業務の中で、特に注力されている部分は、どういうところでしょうか。
三浦 Smartpay社内で、プロスペクト(見込み)のお客様と話すことができるのは、私を含めたセールスチームしかいません。つまり、お客様からすると、初めて会うSmartpayの人間ということになります。お客様が何を求めていらっしゃるかをきちんと把握し、伴走していけるような丁寧な商談を心がけています。
——お客様の気持ちをキャッチアップするために、意識していらっしゃることはありますか。
三浦 入社してから弊社のメンバーに教わったことなのですが、お客様のことを事前にしっかり調べて、オープンマインドになっていただくことを特に意識しています。IRや最新のニュースはもちろん、場合によっては、ご担当者様のTwitterを拝見したりもします。様々な情報を元に、商談の始めは雑談が弾むくらいがベストだと考えています。
——ご担当業務の中で、チャレンジングだと感じる部分はありますか。
三浦 まだBNPLがあまり浸透しておらず、これからのサービスだという部分です。お客様がそもそもご存じなかったり、本当に可能性があるのかどうかを疑問視されることは多いと感じています。 逆に言うと、これからの可能性が大きい。BNPLについて、どう説明して理解を深めていただくかということが、今のフェーズでの大きなチャレンジですね。
日本の金融の常識を変えていきたい、との思いで日本に本社があるSmartpayを転職先に選んだ。
経験豊富なメンバーと共に学びを得ながら成長できる環境
——Smartpayの企業文化について教えてください。
三浦 スタートアップではありますが、経験豊富なメンバーが多く、それぞれが自立、独立しています。スタートアップのよくあるイメージとして、サークルのようなノリで仕事を進めていくというものがありますよね。Smartpayではそういった部分はなく、コツコツと自分の職務を全うしているメンバーばかりです。年齢層もあまり若すぎず、豊富な知見を元に、お互い助け合える文化だと感じています。
——Smartpayの一員として誇りに感じる部分も教えていただけますか。
三浦 メンバーが皆、本気で、BNPL という文化を浸透させようとしているので、その一員になって買い物の常識を変えることが、近い将来、実現できると信じています。このフェーズの組織で仕事ができるというのは、ものすごく魅力とメリットがありますね。学びを得ながら成長できる環境にいることに、とても誇りを感じます。
——Smartpayへの入社を検討している方は、自身の成長の機会についても関心が高いと思います。もう少し詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。
三浦 はい。まずは裁量が大きいということがあります。他のスタートアップもそうだとは思うのですが、反面、スタートアップであるがゆえに、どうすれば良いかよくわからないということも起きがちなのではないでしょうか。
それに対して、弊社のマネージングディレクター兼最高収益責任者である大坪直哉は、様々なスタートアップを立ち上げてきた経験があります。こういうフェーズではこういうことをやれば良い、 といった知見が豊富なのです。他のメンバーも様々な経験を積んできた者ばかりです。経験者からきちんとアドバイスをもらいながら自身も成長できるというところが、Smartpayが他のスタートアップとは大きく違うところだと思います。
後ろ盾がきちんとある会社で、安心してどんどんアグレッシブに攻めていける環境は、大きな成長の機会となるのではないでしょうか。
プライベートでは一児の父。リモート中心の働きやすい環境も整っている。朝はウォーキングしてから仕事を始めるのが日課。
生活を豊かにすることにつながっていくBNPLの普及に貢献
——Smartpayのミッションに「ファイナンシャルウェルビーイングの実現」がありますが、三浦さんが貢献できている点はどういうところでしょうか。
三浦 買い物って、すごく楽しいですよね。その楽しさは、買う前にいろんなものを吟味している時が8割くらいを占める気がしています。しかし、お金が妨げになってしまうことがある。欲しいものを後払い、分割払いで買うことができるのは、まさに消費者様の生活を豊かにすることにつながっていくと思うのです。BNPLの普及を担う立場で、消費者様の豊かな生活の実現に貢献できていると思います。
——Smartpayを利用されている加盟店様に対しては、いかがでしょうか。
三浦 加盟店様にとってみれば、プロダクトそのもので勝負できることにつながると考えています。安売りやセールをしなくとも、商品のファンだから買ってくれるお客様が増えるということです。私は前職でもBNPL業界におりましたので、その時に培った知見をもとに、加盟店様にとってもより良い方法をどうやったら実現することができるかと共に考え、実行していきたいと思っています。
自分自身の知見やアイディアでビジネスを1から100に
——これから新しいメンバーになる方が、Smartpayにジョインして得られることは何でしょうか。
三浦 現在、Smartpayは全くの0から1という段階ではなく、1になりかけているサービスを自分自身の知見やアイディアで100にしていけるというフェーズですから、ビジネスを広げていくというキャリアをどんどん積み上げていくことができると思います。
——やはり三浦さんのようにBNPLの経験や、そうでなくとも金融の経験があった方が良いのでしょうか。
三浦 金融の知識は、絶対必要な条件ではないと思います。実際、金融のバックグラウンドがないメンバーもいるんですよ。それよりも、ご自身がSmartpayにジョインして何をやっていきたいかというビジョンや、なぜこのフェーズの会社に入りたいと思うのか、どう貢献できるのかということと、BNPLについての自分自身の考え方が必要になってくると思います。
——金融の知識がなくともチャレンジできるというのは、すごく面白いですよね。
三浦 Smartpayは、新しいことをやろうとしている会社なんです。例えば、一般的な金融系企業の経験では「これを実現するのは難しい」と判断してしまうことでも、「こうすればできるんじゃないか」という新しいアイディアがあれば、解決できるかもしれない。これからジョインする方には、そういった会社の期待もあると思います。
——最後に、これからSmartpayに応募してみたいと思っている人にアドバイスをお願いします。
三浦 Smartpayは、スタートアップではありますが、経験豊富なメンバーが多い、落ち着いたカルチャーの会社です。スタートアップに飛び込んでみたいけれど自信がないという方にとっては、非常に良い組織であり、良いフェーズにあります。加えて、新しい挑戦もできるので、キャリアの「いいとこ取り」ができると思います。ぜひチャレンジしてください!
最近Smartpayを利用して購入したTシャツ。「Tシャツとしては高価だったので、Smartpayの分割払いで買いました。すぐに乾く素材なので、朝のウォーキングに重宝しています」(三浦)