自社ECサイトの課題とオンサイトメッセージング
D2C時代の全盛期を迎え、多くの事業者が自社ECサイトを運営し、競争が激化しています。その中で、ユーザーの購買体験の向上やAOV(平均注文金額)向上の取り組みは、あらゆるEC担当者の課題になっています。
実際、ECサイトを訪問する消費者のうち、カートに商品を入れるのはわずか5~10%(高意欲ユーザー)で、実際に商品を購入するのは2~4%と言われています。そこで、サイト上で「分割払いが可能」であること、またあらゆる商品とともに分割払い後の金額を提示してあげることにより、多くのアテンションを集め、かつサイト訪問者に購買を促すことが可能です。このマーケティング手法を「オンサイトメッセージング」(OSM) と呼びます。
オンサイトメッセージングの利点
Smartpayは、ウェブサイトにさまざまなオンサイトメッセージングオプションを追加できます。適切な支払い方法を提供することで、購入を検討しているお客様にメッセージを伝えることができます。これにより、平均注文数、AOV(平均注文金額)、自社ECサイト全体の売上向上に貢献してくれるでしょう。
オンサイトメッセージングの効果
当社は、Smartpayを利用している約200社のお客様のデータをもとに調査を行いました。その結果、オンサイトメッセージングの訴求が多いほど、売上が顕著に増加することが分かりました。
例えば、オンサイトメッセージングの訴求を1回行った場合、平均注文数が2.4倍に増え、2回行うと4.5倍にも増加します。AOV(平均注文金額)についても同様の成果があり、オンサイトメッセージングの訴求を1回行った場合は2.3倍に増加し、2回行うと7.7倍にもなっています。この効果をさらに引き出すためには、決済画面だけでなく、トップページのバナー訴求やアイテムページの表示などでも訴求することが重要です。
(図)オンサイトメッセージング実施回数における平均注文数と購入総額の違い
オンサイトメッセージングの種類
アイテム価格の下に表示できるSmartpay ロゴとクーポン
購入を検討しているお客様に適切な支払方法を伝えることで、平均注文数とAOVが向上します。ペイメントメッセージングウィジェットを使用して、アイテムの価格またはバスケットサイズに基づいた支払いオプションを表示します。アイテム価格の下に配置することで、スマートターゲティングロジックに基づいて最適なメッセージが自動的に表示されます。
クーポン単体で訴求ができるテンプレートもあります。
分割払いができることをあらゆるページで訴求
トップストリップを使って、お客様にSmartpay払いに対応していることを伝えます。これらのアセットをすべてのページに追加して、できるだけ早くお客様にSmartpayが提供されていることを知らせましょう。形式はページのインターフェースにあわせて様々な種類をご用意しています。
ストリップ
バナー
支払い方法で分割払いをプッシュし、かご落ちを減らす
Smartpayの柔軟な支払いオプションを表示することで、消費意欲を高め、カゴ落ちを減らすことができます。Smartpay支払いスケジュールを自動的に表示するには、支払い方法選択画面に追加します。
UI/UXを損なわないようにポップアップとして表示
コーナーにポップアップとして表示をさせることもできます。
FAQページでの訴求
SmartpayのFAQをページに掲載することで、買い物客によくある質問に対する答えを見つけることができます。Smartpayでどのように買い物ができるかをお客様に知ってもらうことで、カスタマーサービスへの問い合わせを減らすことができます。
(画像は一部例)
オンサイトメッセージングの実装方法
Smatpay では各種オンサイトメッセージングの実装に関するドキュメントをご用意しています。ライブラリからコードの実装が容易にできます。
ドキュメントはこちらからご覧ください。
Smartpay を利用して決済体験の向上と売上向上を同時に実現
実際、Smartpayを利用のお客様はカート利用者の平均注文数を高め、購入単価を平均40%増加させています。多様な決済手段に対応し、後払い決済を導入することで新規顧客の獲得、既存顧客とのエンゲージメントをはかりましょう。
Smartpay を利用するお客様事例はこちらからご覧いただけます。